福岡ブルーノートで演奏に使われていたスタインウェイピアノ(Model-C NO514670)を設置しています。
3.6畳防音ルームにはドイツ・シードマイヤー社製アップライトピアノを設置しています。
スタインウェイピアノについて
スタインウェイピアノは世界中のプロの演奏家、公共ホール、放送局、大学、CD制作の90%で使用されている世界最高のピアノです。
歴史的にもピアノ曲だけでなく沢山の名曲がスタインウェイピアノによって作曲され、また難曲・大曲に耐えうるようにスタインウェイピアノが発達してきました。
いわば音楽とスタインウェイピアノは同時に発展してきたといえます。
そして最も大事なことは著名なピアノ曲(ショパンなど)はスタインウェイでなければ演奏できないと言われているほどです。
またジャズやポピュラーの世界でもスタインウェイピアノを愛用するピアニストはマッコイ・タイナー、ラムゼイ・ルイスなど枚挙にいとまがありません。
だが日本のピアノ、特に戦後急速に発展した音楽教室(ピアノ教室)など日本の大手楽器メーカーが音楽と楽器の大量生産ができるように考案されたシステムにより大量のレッスン中断の子供たちと死蔵のピアノを生んでしまいました(約700万台)。
これは戦後の大きな国家的な経済的文化的損失だといえるのではないでしょうか(資源の枯渇なども生じました)。
それらの死蔵ピアノはいち時期東南アジア中国向けの中古ピアノとして大変な市場を形成し、今日の中国、韓国の優秀な若きピアニストたちを生み出すことになります。(ですが中国、韓国は昔の日本のようにピアノの大量生産と多数の音楽教室とその弊害を生み出してはいますが・・・)
翻って現在の日本はその頃の子供たち(昭和22年~29年)が引退年齢に届いた現在、あの頃惜しくもやめてしまったピアノの稽古をもう一度やり直してみようという気運が高まってきているようです。
その団塊世代でも特に高等教育を受けひと財産をなし生活レベルでも余裕のある老齢初期の皆さんが求める楽器がスタインウェイピアノです。
スタインウェイピアノは普通の家庭用グランドピアノで1,000万円はします(ヤマハで300万円程度)が、製品寿命からすれば国産の3倍はありますし、中古市場としても高値安定しているので投資的価値も十分にあるといえるでしょう。
そのような上級少数のお客様に、当社はスタインウェイピアノを提供いたします。